小野湖の水を守る会が産廃処理場予定地を視察


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小野湖の水を守る会(橋本嘉美・杉直人代表)は17日、産業廃棄物処分場の建設が計画されている美祢市美東町真名地区を訪れた。呼び掛けに、地元住民を含む65五人が参加。計画地が水源や田の水質を脅かす位置関係にあることを確認し、地元と手を携えた反対運動を盛り上げていくことを改めて誓った。

参加者は小野花香のアクトビレッジおのに集合後、小野宇内に移動。真名地区まで林道やあぜ道を約30分かけて歩き、地元住民から説明を受けた。計画地に近接した真名山ノ谷では、手入れが行き届いた水田と、調整池の大池(大堤)が汚染の危機にさらされる状況を確かめた。

同所で耕作している中宇内の認定農業士、井上良雄さんによると、水田は約10㌶あり、良味のコシヒカリを栽培。「調整池が計画地に近いので汚れた雨水が浸透しかねない」と心配している。

上宇内の自治会長、柴川裕さんは「干ばつでも量が減らない伏流水を水田に使っているが、地下水の汚染があると、水道水だけでなく、農業用水や井戸水まで汚される危険がある。地域でも反対の声が大きい」と話した。

視察に同行した藤本一規県議は「地理的に小野湖上流の大田川に汚れた水が流れ込む危険性があることを理解できた。『何年かたつと必ず影響が出る』という地元住民の声は切実。議会でも引き続き、この問題を取り上げていきたい」と述べた。

橋本代表は「天気に恵まれ、多くの人が参加してくれ、会員同士の顔が見える行動になった。建設にただ反対するだけでなく、日本の里山をどう守っていくのか、米づくりの文化の根底を考えながら、地元とも交流を重ね、一緒に水源地を守っていきたい」と決意を示した。

カテゴリー:地域2010年1月18日

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