厚東見守り隊、10周年を祝う

対面式で感謝の気持ちを伝える児童(厚東小体育館で)

厚東見守り隊(縄田隆博隊長)の結成10周年記念の集いは11日、厚東小体育館で児童や地域住民ら約250人が参加してあった。節目を祝うとともに、地域の子供は地域で見守り育てていくことを再確認した。

2001年に大阪府池田市で起きた池田小無差別殺傷事件を契機に、地域を挙げて子供たちの安全を守ろうと03年2月に市内で初めて結成された。「子どもを地域の目・声・気が守っています」をモットーに、子供たちの登下校を見守ったり、青色回転灯防犯パトロール車を地域内に走らせたりする活動を行っている。
結成時は二十数人だったメンバーも今では約300人に膨れ上がり、みんなで協力して地域の安全・安心を見守っている。先駆的で地道な活動が評価され04年には県民活動パワーアップ賞、08年には文部科学大臣奨励賞を受賞している。
記念の集いでは縄田隊長が「おかげでこの10年間、大きな事件や事故は起こっていない。見守り隊活動が市内に、そして県内に広がっていったのもうれしい。子供は地域の宝、日本の宝。これからも温かく見守り続けよう」とあいさつした。
来賓の久保田后子市長が「厚東見守り隊は地域づくりの見本。少子化で子供の数は減っているが、健やかに育つ環境づくりは大切」、徳永幸弘宇部警察署長が「県内でも最も早く組織された見守り隊の一つ。昨年、市内では58件の子供たちへの不審な声掛けがあった。一昨年の2倍で、見守り隊の活動にこれからも期待したい」とあいさつした。
この後、児童代表の内海愛耶さん(6年)が「暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も、いろんなところで見守ってくださり感謝しています。皆さんの明るい笑顔に接し元気に学校に通うことができます」と感謝の言葉。児童と見守り隊会員が対面式を行い、児童が「ありがとうございます」と大きな声でお礼を言った。
県警音楽隊もお祝いに駆け付け、息の合った演奏で10周年の集いに彩りを添えた。
厚東見守り隊は今後は子供だけでなく高齢者や独居老人らにも目を配り、住みよく明るい地域づくりの輪を広げる。

カテゴリー:地域2013年5月13日

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