鴨橋に感謝し記念イベント

子供たちの声援を受け、一生懸命に綱を引く参加者(鴨橋で)

鴨橋に感謝する会(平中政明代表)主催の感謝する集いは29日、鴨橋周辺で開かれた。鴨橋上で綱引き、橋のたもとで記念式典が行われ、参加者は今秋取り壊される同橋の思い出をまた一つ胸に刻み込んだ。

1927(昭和2)年に造られ、86年間の長きにわたり厚狭の町のシンボルだった鴨橋を地域住民の思い出に残してもらおうと、同会は昨年から橋のライトアップや親子マラソン大会を実施。今回は最終イベントとして綱引き大会と記念式典を企画した。
綱引き大会は厚狭川を挟んだ「川東」と「川西」の対抗戦で、子供の部と大人の部に分けて行われた。県PR本部長のちょるるも応援に駆け付ける中、大人も子供も一生懸命綱を引っ張った。子供の部は川西が、大人の部は川東が勝ち、1勝1敗の痛み分けで勝負は丸く収まった。
その後に行われた記念式典では、平中代表があいさつ。「鴨橋が取り壊されるまで、まだ数カ月ある。きょうの行事も含め、思い出をたくさんつくってもらいたい」と参加者に呼び掛けた。さらに、来賓に招いた鴨橋ができた年に生まれた山陽地区在住の86歳の男女9人に、鴨橋を見守ってきたことへの感謝を込めて、花束と屋久杉で作った長寿箸を贈った。9人を代表して、松尾英治さんは「厚狭の発展とともに鴨橋はあった。人それぞれ思い出はあるだろうが、私は通勤通学の人で大混雑しているイメージが一番強い」と思い出を語った。
最後は、寝太郎まつりの日に開帳される円応寺の寝太郎像とともに9人が鴨橋の渡り納めを行い、イベントを締めくくった。
鴨橋の架け替え工事は既にスタートしており、同橋の北側には仮橋の設置が進んでいる。
現在の橋の撤去工事は今秋に始まり、新しい橋は2015年の供用開始を予定している。

カテゴリー:地域2013年4月30日

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