上宇部校区、松の実会 活動閉じる

松の実会の歴史を振り返る部坂会長(上宇部会館で)

上宇部校区の子供たちを53年間にわたって見守り続けてきた地域の青少年健全育成グループ松の実会(部坂吉人会長、20人)が17日、会員の高齢化を理由に解散した。同日、上宇部会館で「閉じる会」があり、参加者たちの惜しむ声の中で部坂会長は「組織は無くなるが、会員は引き続き古里に住んでおり、上宇部を愛する個人として頑張りたい」と締めくくった。

会は1960年に、市が主催する子ども会指導者養成講座「すずめの学校」の同窓生が設立。名称は「松の実がはじけて成長するように、子供たちを元気に育てようという思いが地域全体に広がってほしい」の思いを込めて付けられた。
自作人形劇の上演、キャンプやクリスマス会、三世代伝承遊びの指導、映画会など多彩な事業を展開。地域活動にも積極的に関わり、老人福祉施設の慰問や門松作りなどを行ってきた。76年には厚生大臣表彰、2002年には宇部市長感謝状を受けている。
閉じる会には、地域団体の代表者と会員ら35人が出席。部坂会長は思い出話を披露した後で「子供たちが元気に育っていく姿を楽しみに頑張ってきたが、高齢化と会員の減少で継続が困難と判断した」と、苦渋の決断に至った胸の内を話した。
来賓あいさつでは、校区自治会連合会の村田行生会長、校区社会福祉協議会の品田和彦会長、上宇部小の今鶴勇二校長が「これまでの活動に感謝したい」「寂しい思い」と話した。
品田会長は「上宇部が他校区に誇れる存在だった。その精神は必ず引き継がれると思う」と述べた。

カテゴリー:地域2013年2月18日

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