東岐波の海岸林、復活目指す

風よけの柵を設置する東岐波里海再生の会のメンバー(キワ・ラ・ビーチで)

宇部市東岐波で海岸林の復活を目指し、東岐波里海再生の会(寿恵村泰生会長、13人)が活動している。キワ・ラ・ビーチの東側に松林を造る計画で、16日までに風よけの柵を完成させた。来月にはクロマツの苗を植える。

昔、漁業を営む地域では海岸林を守る風習があり、キワ・ラ・ビーチ周辺でも50~60年前までは植樹などが行われていた。しかし、産業の変化に伴い管理が行き届かなくなり、松くい虫の被害も重なって大半が姿を消した。
寿恵村会長は「海岸林は別名で魚付林(うおつきりん)と呼ぶほど、海に栄養を補給するなどの効果がある。今、海岸の岩礁に海藻が生えないのは林が消えた影響だ」と指摘する。
今年度、県から補助を受けて計画がスタート。今年に入って、メンバー10人が長さ約40㍍、幅6㍍の範囲を除草し、地中に残った根や石も取り除いた。
15日からは2日がかりで、ハンマーを使ってくいを打ち、竹で編んだ1㍍四方の柵を50カ所に設置した。
2月12日は、松くい虫に強いように品種改良されたクロマツの苗を50本植える。昨春から同会の環境の授業を受けている東岐波小4年の児童も参加し、持参したペットボトルの水を地面にまく。
既に、来年度以降も海岸林を広げる計画も立てており、寿恵村会長は「遠浅で海水浴に適した海岸に、白砂青松を復活させ、豊かな海を取り戻したい」と話した。

カテゴリー:地域2013年1月17日

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