桃源郷へ整備着々、「千本桜」目指す吉部の郷

トンネル内の排水溝の土を取り除くメンバー (吉部小裏の鉄道敷跡で)

廃線となった鉄道敷跡を桜並木としてよみがえらせようと、吉部校区の主要団体の代表者で組織する夢ゆめクラブ吉部の郷(さと)(大田壮助代表)が「吉部千本桜・桃源郷計画」に取り組んでいる。先月下旬にはメンバー約20人が参加してトンネルの排水溝を掃除したり、スイセンなどの花を植えたりした。

かつて宇部━吉部間を運行していた軽便鉄道、船木鉄道の軌道跡のうち、JA山口宇部吉部支所裏から吉部小裏のトンネルまでの約900㍍区間を整備し、都市部の地域住民との交流を促進していこうと2011~12年度の2カ年事業で取り組んでいる。総事業費は約350万円で、NPO法人瀬戸内オリーブ基金、宇部市の市民提案型協働事業助成を受け、地域の「桜募金」による寄付金、バザーなどの売上金を財源に充てている。
11年度はサクラの苗木(樹高約2・5㍍)210本を吉部の街中に植栽。このうち鉄道敷には50本を植えた。さらに12年度事業として来春には26本をJA山口宇部吉部支所裏の鉄道敷に植樹する。
排水溝掃除では、水がたまりやすく足元がぬかるみがちなトンネル内を歩きやすくしようと、土や枯れ草で詰まった溝をスコップなどできれいにした。沿線にはニホンスイセン140本、ヒガンバナ120本を植えた。
大田代表は「2、3年前は雑草や竹に覆われて足を踏み入れるのもままならなかったが、だんだんときれいになり、今では散歩を楽しむ人の姿も。地域の憩いの場として、また大勢の人が訪れる場としてさらに整備したい」と話した。

カテゴリー:地域2012年12月1日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single