神原自主防災会、災害に備え「井戸」新設

通水を確認する関係者(神原ふれあいセンターで) 宇部市神原校区の自主防災会(福田幸三会長)は17日、神原ふれあいセンターの駐車場入り口に防災用打ち抜き井戸を新設した。災害時の生活用水の確保に備えるとともに、打ち水、花壇用のかん水などに役立てる。

災害の水源確保はかねてから要望があり、同会はハヤシ技建(林達也社長)に発注。直径10㌢のパイプを地下10㍍まで入れ、地下に蓄えられた水を引き込むという設備を設置した。手押しではなく電動ポンプを使い、停電時には動力源を非常用発電機(自主防災用)にも切り替えられる。事業費は約50万円。
この日は校区の自主防災会員、業者、行政関係者が集まり、電源を切り替えながら通水を確認した。福田会長は「井戸があると心強い。防災、節水、打ち水に役立てたい」と語った。災害時にくみ上げた水は煮沸して使うが、宇部健康福祉センターに届けて水質も検査するという。
市内では2010年に東岐波花園自治会が県内初の防災井戸を作った。山陽小野田市でも昨年、豪雨被害を教訓に厚狭千町に完成。いずれも宇部市内の業者が無償で工事を手掛けた。災害時の水源確保は地域でも課題になっており、業者の協力や自主的な設置は各校区への呼び水にもなりそう。

カテゴリー:地域2012年8月18日

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