100プロジェクト、市に海抜表示シート7枚

本庁の表示シートを手渡す光井理事長、金子海抜表示委員長、防災ネットの三浦理事長(左から、市役所で) 津波災害対策のため、宇部市の公共施設や避難所への海抜表示シートの設置を進めるNPO法人うべ未来100プロジェクト(光井一彦理事長)は16日、市役所本庁舎と港町庁舎用のシート7枚を市に寄贈した。

東日本大震災の津波の記憶を風化させることなく、世代を超えて恐ろしさを伝え、地域の防災意識の向上につながればと、市PTA連合会、NPO法人防災ネットワークうべの協力を得て計画。市内企業二十数社から寄せられた協賛金と、市提案公募事業の交付金を基に全体で138カ所280枚を作成する。
この日は光井理事長、同プロジェクト海抜表示委員会の金子準二委員長、防災ネットワークうべの三浦房紀理事長が市役所を訪れ、久保田后子市長にシートを手渡した。本庁舎の海抜は4・7㍍、港町庁舎は3・5㍍。受け取った久保田市長は「市民にPRしたい」とセレモニー後に正面玄関に張り付けた。
このほか東側と北側の計4カ所、港町庁舎は3カ所に張る。設置一覧をみると、最も海抜が高いのは火葬場の77・2㍍、最も低いのはパルセンター宇部の1・4㍍。
海抜表示の設置は各自治体でも広がっており、100プロジェクトでは災害時の企業のリスクマネジメント、事業継続への取り組みを強化する一環として、まず分かりやすい海抜表示に着目。また、全体計画に合わせ、沿岸部の小学校11校の通学路10コースにもシートを順次設置する。金子委員長は「子供たちの協力を得て台風シーズンまでには作業を終えたい」と語った。
モデル校となる新川小エリアでの設置作業が同日にあり、子供たちが学校と南小串の洋菓子店ロイヤル、松島町の沼写真館の3カ所にそれぞれの海抜が記されたシートを張り付けた。通学路は10カ所を予定している。
また同プロジェクトでは、1口3000円で個人向けのシートも受け付けている。
問い合わせは事務局(電話39-7120)へ。

カテゴリー:地域2012年8月17日

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