「スズメバチトラップ」成果あり

捕獲したハチとトラップ(西岐波吉田で) 地域住民のスズメバチ被害を少なくしようと、西岐波校区の吉田芋粥会(林宏会長)が吉田地区内に仕掛けたわな「スズメバチトラップ」に、女王蜂を含むスズメバチ29匹と、アシナガバチ12匹の計41匹がかかった。スズメバチ対策は、今回が初めての試みだったが、予想以上の成果があったとして、同会では既に第2弾のトラップを地区内に設置。さらなる捕獲・駆除を目指している。

近年、住民がスズメバチ被害に遭遇しているほか、地区内には子供が多いこともあり「捕獲作戦」に取り組むことを決定。越冬し、3月ごろから巣作りに向けて飛来を始めるという女王蜂を捕らえるのが今回の活動の目的。
トラップは、誘引剤を入れ、中央部分に穴を開けた2㍑のペットボトル。誘引剤は日本酒、酢、砂糖を使ったAと、焼酎とオレンジジュースを混ぜ合わせたBの2種類を準備し、200㏄を入れたA、B各60本のトラップを作った。ペットボトルのふたにひもを付けており、3月20日に地区内の樹木など約2㍍程度の高い場所に設置。4月30日に回収した。
同会によると、3月中はほとんど、トラップにハチの姿は見えなかったが、4月に入り着実に捕獲数が増加。体長5㌢を超えるスズメバチもトラップにかかった。Aの誘引剤の方が、若干効果が高かったという。
回収後、会ではトラップの穴を少し小さくしたり、誘引剤の量を増やしたりと、初回の反省を踏まえて改善した第2弾のトラップ120個を、5月1、3、4日に取り付け。既に10匹程度入ったトラップもあり、前回以上の捕獲数が見込まれている。
「初の取り組みだったが、予想以上の結果が出た。少しでも地域の安全につながれば、やったかいがある」と林会長。今回のトラップ1本当たりの単価は約90円。負担が少ない費用でできることから「この活動の輪が広がっていけば」と話している。
トラップについての問い合わせは同会事務局の布田悟さん(電話51―8725)へ。

カテゴリー:地域2012年5月11日

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