市地球温暖化対策ネット、亀浦公園に家族連れ80人が160本の植樹

雨の中、苗木を植える参加者(亀浦公園で) 宇部市地球温暖化対策ネットワーク(中西弘代表)は4日、山口宇部空港近くの亀浦公園で「二酸化炭素(CO2)吸収源の森づくり植樹祭」を実施した。冷たい雨が降る中、家族連れを中心に市民80人が低炭素社会の構築を願って5種類約160本の苗木を植えた。里山ビオトープ二俣瀬をつくる会など共催。

市から受託しているカーボン・オフセット推進事業の一環。排出したCO2を植樹によって相殺する考え方で、エコフェアや宇部まつりで「グリーン・ワンコイン」を募り、寄せられた浄財で苗木を購入した。
亀浦公園は1999年3月に埋め立て工事が終わり、地元の意向などに沿って、多目的広場や駐車場、緑地が整備された。植樹祭は昨年の緑化部分(約1000平方㍍)に隣接する600平方㍍にカクレミノ、マサキ、シャリンバイ、トベラなどの常緑広葉樹を植えた。空港施設が近いため、あまり高くならない中低木で、塩害や湿気に強いものを選んである。
植樹祭では中西代表が「地球温暖化を防ぐためにはCO2の発生を抑制しなければならない。そのためには省エネのつつましやかな生活、CO2を吸って酸素を放出する植物を植えること」などとあいさつした。市民環境部の田中信博次長も「カーボン・オフセットは続けてこそ意味がある。みんなで協力していこう」と呼び掛けた。
この後、元熱帯植物館副館長の末広雄次さんが植え方を説明。前回植えた苗木の8割強が根付いていることを伝え、根がぐらつかないように盛った土を足で踏み固めることなどをアドバイスした。
現地に移動した後は、4グループに分かれて作業。幼児や小学生も手を泥だらけにしながら、約1時間かけて苗木を植えた。終了後は温かいぜんざいを食べて解散。
苗木は遅いものでは10~20年かけて成長する。市やネットワークでは苗木の成長を見守っていく。

カテゴリー:地域2012年3月5日

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