あすからコミュニティータクシー、西宇部校区で実証運行

出発を前にテープカットする関係者(28日午前10時半、西宇部ふれあいセンターで) 西宇部校区の交通空白地域解消に向けたコミュニティータクシーの実証運行が29日から始まる。出発式は28日午前10時から西宇部ふれあいセンターで行われ、地域住民や関係者ら50人が地元主導によるコミュニティー交通の誕生を祝った。路線バスが入れない住宅団地内を乗り合いタクシーが巡回し、JR宇部駅、近くの商業施設を結び、買い物や通院などで困っている高齢者らの利便性を高める。

対象となるのは、西宇部北の多賀丘、光ケ丘、春日町、里の尾、第2里の尾の5自治会。道幅が狭い住宅地があり、北側に行くほど丘陵になっている。高低差があり、高齢者の通院や移動、買い物などにも不便が生じているという。
市と地元で協議を重ね、コミュニティータクシー運営協議会(会長・小川善徳校区自治会連合会長)を組織。宇部山電タクシーと契約し、JR、商業施設の協力を得て、停留所も確保した。5人乗りのタクシー「なでしこ号」が、平日は3往復する。宇部駅方面行きは多賀丘を午前8時、10時、午後0時半に出発、帰りの便はパルティフジを午前10時半、正午、午後4時に出発する。所要時間は約20分。土・日曜日は始発が運休で2往復となる。料金は片道100~300円。
出発式で小川会長は「地元の意見が反映されたコミュニティー交通の運行により、住民の利便性が高まる。この取り組みが他地域のよいモデルとなり、市全体が交通によるまちづくりで活性化すれば」と喜びを語った。実証運行は来年3月末までで、その後本格運行になる。「これからが大切。積極的に利用してもらうよう働き掛けたい」とした。来賓の久保田后子市長も「北部地域でもコミュニティー交通を実施しているが、市街地での住民主体による新しい取り組みに期待している。何より積極利用を」と呼び掛けた。
あすから始まるコミタクは、対象自治会にある停留所が目印。巡回中に乗車定員に達した場合、次の車両が手配されるようになっている。

カテゴリー:地域2011年9月28日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single