JR美祢線運転再開、児童ら沿道から祝福

記念列車に向かって手を振り、列車を見送る厚狭小の児童(26日午前9時8分ごろ、鴨庄で) JR美祢線が運転再開した26日、厚狭駅の美祢線が発着する1番線ホームは、朝の1番列車から多くの高校生らが乗降した。記念列車を写真に収めようという鉄道ファンも多く訪れ、1年2カ月ぶりに人波が戻った。

運転再開記念式典は、午前8時半から同駅1番線ホームで開かれた。二井関成県知事、JR西日本広島支社の杉木孝行支社長、白井博文山陽小野田市長ら関係者や市民約300人が出席した。
式典は、厚狭高吹奏楽部による演奏で開幕。JR美祢線利用促進協議会の副会長でもある白井市長は「早く列車に乗りたいという気持ちであふれている。昨年7月の豪雨による美祢線の被害は甚大で、復旧は難しいかもしれないという思いもあったが、JR西日本の努力と県の支援で、この運転再開の日を迎えることができた。これから、美祢線の活性化と町づくりを結び付けていくには、もっと多くの人の利用が必要となる。皆さんよろしくお願いします」とあいさつ。
二井知事は「JR西日本の総力を挙げた復旧工事によって、異例の早さで再開できた。これからはわれわれの出番。美祢線の経営状況は厳しく、地元の人が美祢線を愛し利用することに懸かっている。県でも観光対策などで利用促進を図っていきたい」と述べた。
式典の最後には、関係者らによってくす玉が割られ、運転再開を祝った。
式後、二井知事らは運転再開を記念したレトロ客車3両編成の臨時イベント列車に乗車。午前9時7分、県観光フレンズの西村絹代さんの出発の合図で、記念列車は美祢駅に向かって発車した。
記念列車には、多くの鉄道ファンや市民も乗車。福岡から来たという親子連れは「朝7時の新幹線で来た。何とか自由席で乗れそうなので楽しみ」と話した。
記念列車の運行に合わせ、厚狭小(三原裕人校長、601人)の4年生と6年生185人が、厚狭川を挟んで学校向かいの美祢線沿線に出て、列車に向かって手を振り、運転再開に花を添えた。

カテゴリー:地域2011年9月26日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ