市環衛連、ポイ捨て防止へ一丸

地域のポイ捨ての現状を報告する各支部の代表ら(福祉会館で) 「ポイ捨てができない街づくり」に向けた宇部市環境衛生連合会(岸本巖会長)の初の協議会が27日、福祉会館であり、各支部の代表が不法投棄の多い場所を地図上に示したポイ捨てマップを持ち寄り、情報を交換した。県や市、警察署などの関係機関からも意見を聞いた。

沿道などへの空き缶やペットボトル、吸い殻などの投げ捨ては、依然として後を絶たず、地上デジタルテレビ放送への移行で、不要になった旧型テレビの不法投棄が増加する兆候もある。
そこで「取り組みを硬直、マンネリ化させることなく、一歩ずつ改善しよう」と、連合会全体として立ち上がった。
ポイ捨てマップは東岐波支部から順に、地域の現状や目指す改善点などを発表。共通した認識として、道路に車が駐停車できるスペースがある場所や暗い場所でのポイ捨てが目立ち、草刈りなどの環境整備や街灯の設置を必要とする声が出ていた。
周囲に山を抱えた地域では「自然が隠れみの。実態はつかみにくい」という難題も。
ポイ捨て禁止を呼び掛ける看板は「効果が薄い」という指摘があった一方で、「小さな鳥居を設置した所は改善した」(原支部)という報告があった。
ほかの改善例では、万倉支部が「くすのきカントリーマラソンのコースは、農家があぜの草を刈るので、年々ごみが減少した」と報告。
西岐波支部は「不法投棄が絶えなかった場所に花壇を設置」、小羽山支部は「夜間、ポイ捨ての現場で直接注意した」などで、それぞれ成果を上げた。
地域独自の取り組みでは、見初支部から「年2回、住民参加で居住地の空き缶拾い」、西宇部支部から「小学校と一緒にクリーンアップ」など、住民の啓発を兼ねた事例が示された。
各支部で作製したマップは、支部ごとに1カ所のモデル場所を設定。組織の知恵と工夫で、ポイ捨てができない場所に改善していく。優れた取り組みは市環境衛生大会で発表する。

カテゴリー:地域2011年7月28日

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