市お茶まつりに4000人、古里の”食”満喫

絣の着物姿で茶摘みをする小野中の女子生徒ら(藤河内茶園で) 第22回宇部市八十八夜お茶まつり(同まつり実行委員会主催)は1日、アクトビレッジおのと小野藤河内茶園で開かれた。約4000人(主催者発表)が訪れ、緑のじゅうたんでの茶摘み体験や、地産地消フェアなど盛りだくさんのイベントを通じて、古里のお茶と食文化を満喫した。

市制施行90周年を記念し、主会場をアクトビレッジとして催事コーナーを集約。昨夏の猛暑、厳冬・遅春などの影響で、茶葉の生育は例年より10日程度遅れており、この日が事実上の一番茶摘みとなった。本格的な茶業生産は連休明けが見込まれている。
勇壮な宇部太鼓の演奏で始まった主会場での開会セレモニーでは、金子龍彦・実行委員長が「厳しい冬を乗り越えたお茶はおいしくなる。いい品質のお茶を作りたい」などとあいさつ。久保田后子市長は「お茶の効用が注目を集めている。小野のお茶も期待に応えられるもの。新緑の中で、一日を楽しんで」と呼び掛けた。来賓を代表して河村建夫衆院議員が祝辞を述べた後、お茶を使ったアイデア料理コンテストの表彰式が行われた。
茶摘み体験は、茶園の一部を開放してあり、市内外から訪れた人たちが、主会場からのシャトルバスで続々と入場。宝物を探すようにして、柔らかい新芽を丁寧に摘み取っていた。小野小・中の児童生徒も参加し、地域産業に理解を深めた。
アイデア料理コンテストの学生の部で最優秀賞に選ばれた倉冨母恵香さん(小野中1年)も、あねさんかぶりに絣(かすり)の着物姿でクラスメートと手摘みを体験。「小学生時代に参加した時よりも新芽が少なめだけど、楽しい」と話した。受賞作の「お茶をはおったとりてんサンと春の香りのお茶てんつゆ」については「色合いと風味の豊かさがポイントの粉茶入り天つゆ。自信作だっただけにうれしい」と喜んでいた。
メーン会場では、小野のお茶を使った加工品、グリーンフレッシュやJAの地元産品、うべ元気ブランドの販売のほか、市制90周年をはじめとするイベントイヤー企画展も開催。小野のお茶60年の歩み写真展やUBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)50年のPRコーナーも、来場者の注目を集めていた。

カテゴリー:地域2011年5月2日

写真注文はこちら
宇部日報社刊・書籍販売始めました
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single