しめやかに白鳥お別れの会

祭壇の前で、ハクチョウたちに感謝の言葉を述べる伊藤実行委員長(ときわ湖水ホールで) 常盤湖のハクチョウ類を追悼する「白鳥お別れの会」は27日、ときわ湖水ホールで開かれた。市民ら200人が献花に訪れ、半世紀にわたって常盤湖のシンボルとして多くの喜びと思い出を与えたハクチョウたちに感謝し、冥福を祈った。

高病原性鳥インフルエンザの感染拡大防止のため、先月殺処分された338羽のハクチョウ類を悼む集いで、白鳥お別れの会実行委員会(伊藤隆司実行委員長)が主催した。
お別れ会では全員で黙とうした後、久保田后子市長が常盤湖でのハクチョウの繁殖の歴史や、処分に至るまでの経緯を説明。「長い間、市民の大切な財産だったハクチョウたちを処分するのは苦渋の決断だった。市内の養鶏場のニワトリや、常盤公園で暮らすほかの鳥たちの命を守るためには仕方がなかった。ハクチョウたちの尊い犠牲を無駄にすることなく、市民の皆さんと共に常盤公園の再生を考えていきたい」と話した。
続いて、子供たちを代表して竹田優吾君(常盤小6年)と西谷若葉さん(同)が献花。「常盤湖に行くと、いつも寄ってきてくれてかわいらしかった」「幼い頃から常盤公園にはハクチョウがいるのが当たり前だったのに、今はその姿が見られなくなって寂しい」と、別れの言葉を述べた。
「ハクチョウたちは、市民に安らぎを与えてくれるばかりでなく、分譲によって、宇部と多くの都市が交流できるようにつないでくれた。常盤公園の今後の在り方を、専門家を交えて探っていく必要がある」と伊藤実行委員長。
祭壇に花を供えて手を合わせた出席者たちは、会場に展示された写真を見て、ハクチョウたちをしのんでいた。

カテゴリー:地域2011年3月28日

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