福原芳山公を顕彰する会、「碑」建立へ募金開始

炭都発展への道を切り開いた旧宇部領主福原家の当主、芳山公の顕彰碑の建立に向けて、福原芳山公を顕彰する会(伊藤隆司代表、15人)は9日、宇部市小串の宗隣寺(山中原浩住職)で資金計画などを話し合い、募金活動を開始した。

今年が芳山公の130周年忌に当たり、市制施行90周年の節目を迎えることから、福原家の年忌法要に当たる「福星忌(11月の第2日曜日)」に際し、菩提(ぼだい)寺の宗隣寺に、顕彰碑「宇部炭田の礎」を建立する計画。
顕彰する会は昨年9月、発起人会として発足。地元経済界の代表らが名を連ね、二木秀夫元市長、藤田忠夫元市長が相談役に就任。事務局は宗隣寺と、宇部観光コンベンション協会内に置いている。
会合で山中住職は、芳山公が他村の手に渡っていた石炭の採掘権(鉱山借区権)を買い戻し、地元資本による炭鉱経営の基礎を築いたことなどを振り返り、採掘権の移譲や宇部共同義会の設立からも「節目の年になる」と報告。
顕彰碑は「集まる資金にもよるが、イギリスにもある仙台石か、石炭にちなんだ黒い石にし、芳山公の肖像画を入れたい」という意向を示した。
日本庭園史の研究家として著名な重森三玲のまな弟子で、宗隣寺の大書院の修景を手掛けた京都の作庭家、斉藤忠一さん(72)も同席。
芳山公が1867年から7年間、イギリスに留学した経緯などを踏まえ「イギリスの樹木と、宇部の街並みを代表するれんが塀、石炭などを修景に使い、物語を続けられたら」との構想を明かした。
イギリスの樹木については、先に山口日英協会(安田武勝会長、70人)が英国大使館を通じてイングリッシュオークの苗木を手に入れており、19日に顕彰する会に贈呈される。
今後は募金活動と共に、れんが塀の提供を市民に呼び掛けていく方針。

募金方法
 募金は1口5000円以上。10口以上の寄付者は、顕彰碑に名前を刻字する。期限は7月末まで。
銀行振り込みは、口座名「社団法人宇部観光コンベンション協会 会長 伊藤隆司」、口座番号「山口銀行宇部支店(普通)№5005128」へ。
現金の場合は、宗隣寺で受け付ける。
問い合わせは、宗隣寺(電話21-1087)または、宇部観光コンベンション協会(電話34-2050)へ。

カテゴリー:地域2011年3月10日

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