正調「白河踊り」伝える、野原こども太鼓結成

太鼓の練習に励んでいる野原こども太鼓の子供たち(野原公会堂で) 正調の「白河踊り」を宇部市内で伝えているのは野原自治会(美桃俊次会長)に結成された「野原こども太鼓」。宇部まつりや恩田校区敬老会、老人福祉施設などで、元気あふれる太鼓演奏や踊りを披露し、高い評価を得ている。

 六歳から小学六年生まで地域の子供たち十五人が所属。月二回、野原公会堂で練習に励んでいる。
 自治会には約三十年前に購入した和太鼓一張りがあったが、一年に一度、盆踊りに使われる程度だった。
 これを見かねた前ブロック長の森山昭充さん(68)が「地域の活性化と子供たちの健全育成に役立てたい」と発案。新たに和太鼓四張りを自治会で購入。小太鼓二張りは寄贈を受け、竹太鼓一台もそろえ、二〇〇八年十一月に誕生した。
 子供たちを教えているのは田村征生さん(68)と京子さん(61)夫妻。共に宇部白河踊り保存会(兼広三朗会長)の事務局を担当している。
 征生さんは、白河踊りを大切に伝承している阿武町奈古の出身。太鼓は約五十年のベテランで、小さいころから習い覚えた正調の白河太鼓を子供たちに教えたいと、指導役を買って出た。長陽雅楽会でも活躍。京子さんは踊りと口説きを担当している。
 太鼓にとって大切なのは何よりリズムだが「リズムと形、声の三つがそろわなければ完成しない。だから礼儀作法が大事」と征生さん。「六歳ごろから太鼓を始めるとリズム感が鍛えられ、十歳ごろには安定する」と、小さい時から練習を始めることを奨励している。
 演奏は、全国に普及している東京都伊豆諸島三宅島の「三宅太鼓」、薩摩太鼓をアレンジした「長州あばれ太鼓」、オリジナルの「屋台囃(ばやし)」もレパートリーとしている。昨年の第四十四回校区子ども文化祭では最優秀賞を受賞した。世話役は自治会の古田和治体育部長(46)が受け持っている。
 次回の公演は、五日にアクトビレッジおのである「うべ探検博覧会」のアトラクションの予定。

カテゴリー:地域2010年12月3日

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