厚狭秋まつりに1万人

練り歩く大行司の一行 厚狭秋まつりは十四日、JR厚狭駅前商店街周辺を会場にして開かれ、一万人(主催者発表)の人出でにぎわった。大名行列を再現した古式行事が威勢よく練り歩いたほか、駅前商店街特設ステージでは地元団体が多数出演し、パフォーマンスを繰り広げた。

厚狭ふるさとづくり連絡協議会、山陽商工会議所など地域の五団体で組織する同まつり実行委員会(委員長・田中剛男山陽商議所会頭)が主催。
大名行列は厚狭天満宮奉納行事として一八九七年ごろから始まったとされ、市の無形民俗文化財に指定されている。古式行事は大行司、小行司、乙姫行列から成る大名行列だが、今年は、七月の豪雨で厚狭川がはんらんし、駅前商店街周辺が大きな被害に遭ったことから、規模を縮小して大行司だけが行われた。
毛やりや弓などを持ち、そろいの衣装を着た十四人の大行司が「アーヨイセー、アーヨイヤサノサー、アーコレワイサノサー」という勇ましい掛け声と六方を踏む独特の歩き方で、厚狭駅前から厚狭天満宮までの商店街約一㌔を二時間かけて練り歩いた。
特設ステージは、高千帆小マーチングバンドの演奏で開幕。寝太郎太鼓保存会による太鼓演奏、厚狭中吹奏楽部の演奏、真珠幼稚園・保育園児の「ファイト・ちょるる」、地元グループの踊りなど、さまざまな舞台が繰り広げられた。ステージイベントの終わりには、もち百二十㌔がまかれたほか、46インチの大型テレビや十万円相当の旅行券が当たる福引大会があり、大いに盛り上がった。
山陽商議所女性会、山陽ライオンズクラブなど各種団体が、ぜんざい、焼きイカ、うどんなどの飲食バザーを設け、にぎわった。
夕方からは、秋まつりの第二イベントとなる裸坊が繰り出した。大型の台車に載せた網代みこしを押しながら同天満宮を出発。
商店街を中心に厚狭地区の六・八㌔を約三時間かけて巡った。途中のお旅所などでは威勢よくみこしを回転させた。

カテゴリー:地域2010年11月15日

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