琴崎八幡宮、千七百年式年大祭 荘厳に

舞楽「蘭陵王」の奉納(琴崎八幡宮で) 琴崎八幡宮(白石正典宮司)の主祭神、応神天皇が神霊となられて千七百年の節目を迎え、荘厳な式年大祭が十五日、宇部市上宇部大小路の同宮で行われた。県神社庁の野村清風庁長(吉部八幡宮宮司)を献幣使(けんぺいし)として迎え、総代会の椎名定雄会長、式年大祭奉賛会の二木秀夫名誉会長ら各界の代表者約二百人が参詣。宇部の産土神(うぶすながみ)として信仰されてきた同宮の隆盛と、郷土の発展を祝った。

式年大祭では、祝詞の奏上や献幣使の祭詞(さいし)奏上などに続き、長陽雅楽会と防府天満宮雅楽会の舞楽「蘭陵王」(らんりょうおう)が奉納された。
祭典終了後、白石宮司は鎌倉時代に制定された貞永式目(御成敗式目)を取り上げ「貞永式目には『神社を立派にし、祭りを盛んにすることが大切。神を敬うことによって人々は幸せになる』とある。
皆様からいただいた芳志を無にすることなく、(三年後の)竣工祭(しゅんこうさい)に向けてますます立派にし、期待に沿いたい」とあいさつした。
記念撮影に続き、参集殿で直会を開催。野村庁長は琴崎八幡宮の旧社格が県社で、現在は神社本庁の別表神社となっていることを紹介し「式年は陸上競技に例えると駅伝。必ず次の走者へ、たすきを渡す使命がある。われわれが次の時代へ果たす責任と役割が式年大祭。これからも格別の支援を」と祝辞を述べた。
椎名会長は、祭典を滞りなく終えたことに感謝し「神霊、神徳に応え、さらなる幅広い崇敬の念を起こし、後世に末永く伝えるべく記念事業を計画したが、まだ道半ば。今後もよろしく協力を」と、奉賛会で進めている記念事業への協力を求めた。
来賓からは、久保田后子市長、光井一彦宇部商工会議所会頭、千葉泰久宇部興産相談役が祝辞。祝宴の余興では和太鼓集団「薫童子」の演奏などがあった。
ご神幸祭は、十七日に開催。奉納余興として午前十時から、宇部太鼓、長州南蛮連の「よさこい鳴子踊り」、琴崎保育園のマーチングバンド、蛇踊り、琴崎八幡太鼓、長陽雅楽会の「浦安の舞」などがある。
記念事業は、本殿、参集殿、相生殿、社務所の改修をはじめ、「もみじ苑」の整備、記念誌の発行などを進めており、二〇一三年十月に完工奉告祭を行う。

カテゴリー:地域2010年10月16日

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