JR美祢線利用促進協が発足

minesennnokyogikai.jpg JR美祢線利用促進協議会の設立総会は17日、美祢市大嶺町の市民会館で美祢、山陽小野田、長門3市の市長や観光、経済界代表ら関係者約40人が出席してあり、来年3月末までに利用促進策をまとめ、JR西日本に提示することを確認した。並行して全線運休している美祢線の早期復旧に向け、同社に働き掛けていく。会長には村田弘司美祢市長を選出した。

協議会は復旧後も視野に入れ、美祢線の利用促進を図ることを目的に▽沿線住民の利用促進▽観光利用促進▽その他、目的達成に必要な事業の推進―に取り組む。
委員は3市の市長、副市長、市議会議長、商工会議所会頭、観光協会会長と県地域振興部長、貨物を利用している宇部興産伊佐セメント工場長、旅行代理店代表ら19人で構成。別にワーキンググループとして幹事会を設ける。
設立総会では村田会長が「美祢線は山陰、山陽を結ぶ幹線鉄道で、高校生を中心として、通学・通勤の足あるいは物量輸送に使われる地域の宝。この地域の発展も考え、一丸となって利用促進を図ろう」とあいさつした。
JR厚狭駅と長門市駅を結ぶ美祢線(46キロ)は、大雨のため7月13日から運休し、同15日には厚狭川がはんらんして湯ノ峠駅―厚保駅間の厚狭川に架かる第3厚狭川橋梁(きょうりょう、63メートル)が流されるなど壊滅的な被害を受け、全線が運休中。
JR西日本は、復旧には1年以上かかるとしていたが、地元自治体の働き掛けに応えて11月にも復旧工事に着手し、工期が短縮される可能性もある。復旧費は10―15億円とされているが、県は別に、河川改修費として2010―11年度に5億3000万円の予算を付けた。
20年前は1438人だった1日の利用客が、10年前は976人、昨年度は642人まで落ち込み、復旧には将来を見据えた利用促進が鍵となっている。
秋吉台を抱える美祢、海上アルプスが魅力の長門、来年3月には鹿児島まで開通する新幹線の厚狭駅を持つ山陽小野田市の3市が、観光、物流、日常の利用の3本柱で、促進策を探る。
村田会長は「時にJR側も交えて協議したい。ダメージを受けたが『災いを転じて福となす』取り組みにしたい」と強調した。(浅野)
役員は次の通り。(任期2年、敬称略)。
▽会長=村田弘司(美祢市長)▽副会長=白井博文(山陽小野田市長)南野京右(長門市長)▽監事=山部哲郎(県地域振興部長)

カテゴリー:地域2010年9月18日

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