「藤山ふれあいサポート」が高齢者らの安心に一役

草刈りする藤山ふれあいサポーターの協力者たち夏の間に伸び切った雑草を刈り取るのは大変。高齢者や障害者の世帯ではなおさら困難な作業だが、藤山校区では地域の有志が一定の利用料を受け取る形で作業を代行している。校区コミュニティー運営協議会の福祉部(橘高クニヱ部長)が中心になっている「藤山ふれあいサポート」。6月の開始以降、徐々に口コミで利用者が増え、温かな人の輪を広げている。

仕事は草刈りだけにとどまらない。庭木の刈り込みや伐採、話し相手、買い物の同行や代行、通院の付き添い、子供の一時預かり、電球の取り換え、ごみ出しまでメニューに掲げ、回数や時間ごとに料金を設定している。
利用料は協力者の交通費や茶菓子代程度。それでも有償ボランティアには当初、抵抗感があったが「利用者に余分な気遣いをさせないため」(橘高部長)の配慮でもあるという。
藤山ふれあいセンターが連絡を受け付け、調整員がコーディネーター役として作業に必要な人数や時間を下調べし、人材を手配。現在、利用者は35人、協力者は29人が登録。8月の実績は依頼が35件で、延べ96人が活動した。
利用者の多くは、独り暮らしの高齢者や高齢者だけの世帯。ふれあいサポートの利用が2回目という女性(79)は「校区内も独り暮らしの人が多いのでありがたい制度。作業以上に、同じ地域の情報が耳からじかに伝わるのがうれしい」と感謝した。
橘高部長は市役所を退職後、市社会福祉協議会で地域福祉課長などとして勤め「高齢者たちが本当に困っていることが見えてきた」と話す。「地域住民が孤立することがないように、安心・安全に住める地域づくりが目標。将来はデイサービスも取り入れていけたら」と目標を掲げている。

カテゴリー:地域2010年9月4日

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