竜王山頂に烽(とぶひ)復元、のろしを再現

もくもくと煙を上げる烽(竜王山公園で) 小野田ライオンズクラブ(長岡康則会長、40人)は、認証50周年記念事業として、竜王山公園山頂に、後にのろしと呼ばれる「烽(とぶひ)」を復元し、これを解説する説明板を設置。21日、現地で式典とのろしを上げる実演を行い、会員や来賓約200人の出席者は古代の情報伝達手段に胸をときめかせた。

式典で長岡会長が「竜王山の歴史、のろしの歴史を教材の一つとして、地域社会に役立てられればと復元した。のろしは戦の道具の一つという印象があるが、過去には豊作やお姫様の嫁入りなども、のろしを上げて伝達した」とあいさつ。
この後、のろしのリレーが始まった。梶の若山ゴルフクラブ南端から、山陽ライオンズクラブ会員によって煙が上がった。それを確認後、わらや枯れ葉、生木を入れた烽に着火。上がった煙を厚東川下流で待機する宇部ライオンズクラブの会員が確認して合図を出した。
百済再興のため朝鮮半島に出兵した663年(天智2年)、白村江の戦いで大敗北した日本は唐、新羅の連合軍の侵略に対する防備策の一環として各地に城を築き、防人を派遣、烽の制を置いた。その1カ所が竜王山山頂にあった。西は、津布田の火ノ山から受け、東は宇部岬に渡したとされる。
復元された烽は、自然石を組み合わせ、底辺は2.7m四方で、高さ1.2m、間口は80cm。3カ所に空気穴を開けている。
説明板は、横2.7m、縦1.43m。刀を腰に差し、やりを手に持つ番人と馬、番小屋などが描かれている。

カテゴリー:地域2010年8月21日

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