楠むらづくり 就農支援、初の長期研修

楠むらづくり株式会社(武波博行社長、宇部市西万倉)は、農業研修生を募集している。志を持った若い就農希望者の定住を促進し、地域の農業振興を図ろうという狙い。研修期間は最長で二年。新規就農の際には必要な支援を行う。

水稲と野菜を中心にした栽培技術や加工、出荷販売の方法と同時に、地域住民として地域づくりに参画することも学ぶ。二年次研修では就農までの準備期間として、自立した農業経営者として必要な知識を習得する。
県内の就農希望者への長期研修は、県立農業大学校(防府市)が開講している「やまぐち就農支援塾」などがあるが、宇部地域では初めて。
応募条件は特に定めていないが「研修終了後に宇部地域で就農を希望する若い人」を優先。農業に対する情熱や希望を二千字程度のリポートにまとめて、七日までに提出してもらう。二十八日に面接を行い、三人程度を採用する。
研修は十月四日から開始する予定。原則として隔週週休二日制で、時間は午前八時から午後五時まで。会場は楠こもれびの郷内の農業研修交流施設「万農(ばんのう)塾」ほか。
研修は無料だが、会場使用料、農作業機のレンタル料など必要経費(月三万─四万円)は自己負担。研修生には会社から奨励金として、一年次は月五万円、二年次は月七万円を支給する。
県と各市町は新規就農者の育成を図るため、就農計画が適切と認められ、一定の要件を満たした研修生に対し、自己経営開始支援事業で月十五万円の研修費を助成。宇部市では市担い手育成総合支援協議会(事務局・市農林振興課農政係)が窓口となっている。
同社は「地域農業を守り、農地を保全していくには、担い手が必要。志のある若い力こそ、本当の地域農業の担い手になる」と、応募を歓迎している。
問い合わせは同社(電話67─2617)へ。

カテゴリー:地域,経済2010年8月3日

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