市民活動の拠点「青空」10周年

 市民活動の拠点となる宇部市新天町一丁目の宇部市民活動センター「青空」(山田節子センター長)が今年度、開設十周年を迎える。利用者数や活動に関する相談件数が年々増え、行政と協働したまちづくりの場として定着している。記念事業として記念誌の発行や旧宇部銀行館を会場にした「パワー祭」の開催を計画している。

同センターはNPOや各種団体の活動を支援する施設として二〇〇一年一月二十七日に開所した。NPO法人「うべネットワーク」(赤川信恒理事長)が指定管理者として運営。印刷機の使用や打ち合わせのスペースを格安で提供しているほか、事務局機能を代行している。また助成事業に関する情報提供や応募方法を助言。スキルアップのための講座を開講したり、団体同士を連携させたりしている。
初年度、登録団体は五十五団体でスタート。年々、増加し現在、百三十八団体が加盟している。年間の延べ利用者数も統計を取り始めた〇五年度の一万五百七十三人から昨年度は一万五千二百二十六人になった。
使い勝手の良さを第一に掲げ、利用時間は無制限。仕事を終えた会員が深夜や明け方まで打ち合わせすることもあるという。
昨年度から相談員を二人に増員。千八百八十二件の相談を受けた。ここ数年、団塊世代の男性の来館が増え、定年を機に地域で自分の能力を生かす場を探しに訪れるという。
山田センター長は、趣味など会員だけで活動する団体を「初級」、子供や市民にまで対象を広げている団体を「中級」、助成金を獲得するなどして行政と対等に地域の課題に取り組む力がある団体を「上級」の三つに分類。「上級」は現在、十団体程度という。「財政難から行政は今後、NPOと協働した公募型の市民サービスを展開する流れにあり、上級団体を増やしていきたい」と話す。
記念事業では記念誌の発行と来年二月十一、十二日に「パワー祭」を開催。記念講演会や十年間の歩みのパネル展示、登録団体の発表、市民参加型の体験イベントを行う。

カテゴリー:地域2010年5月11日

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