被災者の写真、ボランティアで復元

西日本豪雨災害から6日で1カ月が過ぎた。今も9府県で約3700人が避難所生活を送るなど、被災地の復旧・復興にはまだまだ時間がかかるとされている。多くの支援が求められる中、宇部市西岐波のくにひろ写真館(國弘勤代表)では、被災地で土砂や水に漬かった思い出の写真を洗浄・修復するボランティアに取り組んでいる。

國弘代表の長男の将法さん(35)が、所属する中国五県の写真館の若手でつくるグループから会員制交流サイト(SNS)を通じて写真洗浄協力の依頼を受けた。「現地でのボランティアが難しい分、自分たちができることをしたいと思った」と将法さん。送られてきたのは家族のアルバムだった。

届いたのは先月末。被災してから3週間以上が経過していた。土砂の中に埋もれていたというアルバムには、結婚式、子どもの運動会など家族の掛け替えのない思い出が詰まった写真ばかり。枚数にして約1000枚あった。

土砂に埋もれた写真は、土の中の細菌などにより劣化が進むため、できるだけ早い洗浄と乾燥がポイントとなる。届いた写真の状態はかなり厳しかったが、将法さんは両親と共に作業を行い、何とか2割ほどは修復することができた。

将法さんは「少しでも被災者の助けになりたい、喜んでいただきたいという思いだけだった。修復できた写真が復興への力に少しでもなれば」と話した。

カテゴリー:地域2018年8月7日

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