没後300年の七義民を追悼

江戸時代中期の山口市仁保地域で、農民一揆の責任を問われて処刑された庄屋7人の没後300年祭が5日、同地域で開かれた。県内外の子孫や地元住民ら約100人が参列し、無念の死を遂げた七義民の冥福を祈った。

子孫と地元住民でつくる仁保七義民三百年祭実行委員会(末永汎本実行委員長)が主催した。

節目の事業として、50年前に建てられた墓碑と六地蔵を、仁保中郷の山中から人の目に付く下田橋付近に移設。この日、入魂式が営まれた。

七義民の一人「末永彌右衛門」の子孫にあたる弁護士の末永委員長(79)は、「史実を忠実に後世に伝えることで、(義民の)志を継いでいきたい」とあいさつした。

移設費は、10月末に末永委員長ら2人が市へ贈った寄付金300万円の一部が充てられた。今後は史実を映像化するなどして多くの市民へ伝えていく。

墓前祭の後、仁保中郷の仁保地域交流センターで、七義民の子孫の紹介や、郷土史家による講演もあった。

カテゴリー:地域2018年12月6日

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