来春、宇部市に「魚・食」テーマの観光交流拠点

県漁業協同組合宇部統括支店が来春、八王子町の県漁協宇部岬支店の前に開設する水産物直売施設が、今月下旬に着工する。地元で取れた新鮮な魚介類や加工品を販売したり、食堂で刺し身定食などを提供したりと、魚好きにはうれしいスポットとなる。宇部統括支店と市では、新しい施設の名称を募集している。

漁業者が直営する市内初の民設民営の水産物直売施設。大量に魚が取れた際には競り値が安くなりがちだが、直売所で一般向けに販売したり加工して付加価値を上げたりして、売り上げアップや雇用創出を図ろうと開設する。〝魚食〟をキーワードにした観光スポット、交流拠点としての期待も大きい。

宇部岬支店前の敷地面積930平方㍍のスペースに、木造平屋建て(床面積200平方㍍)を建設。切り妻造りで、壁は焼きスギ板を張り、落ち着いた素朴なイメージを出す。売り場(64平方㍍)、食堂(49平方㍍)のほか加工場、調理場を備える。駐車場は施設前に15台分を確保する。建設事業費は6100万円で、このうち国が3050万円、市が1830万円を補助する。

宇部岬のほか東岐波、床波、藤曲浦の4支店から魚介類を調達し客に提供する。食堂では今の季節なら寒ザワラの刺し身定食など、旬の食材でさまざまなメニューを出す。東京、大阪などの都市圏に流れていた高級魚のマナガツオ、ハモなども地元で堪能してもらうほか、干物やエビ、タイラギ、カキなどを焼いて食べるコーナーも開設。鮮魚のおいしい味をそのままにキープする急速冷凍機も導入する。

宇部統括支店の河野直行運営委員長は「新鮮な魚介類や、宇部ならではの加工品を手頃な値段で提供したい。漁港の風景や、離発着する航空機を眺めながらの食事もきっと素晴らしい」とアピールする。加工などは常時するが販売、食堂部門の営業は金、土、日曜日と祝日となる見込み。

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水産物直売施設の名称を募集中。応募資格は市内に在住か在勤・在学の人。応募数は1人3作品まで。施設名称と氏名、住所、年齢、電話番号を記入し、郵送、メール、持参のいずれかで市水産振興課に提出する。締め切りは12月10日。

市と宇部統括支店が協議、選考し、結果は来年1月上旬に発表する予定。名称考案者には、感謝状と副賞が贈られる。

応募、問い合わせは同課(電話34―8370)へ。

カテゴリー:行政,地域,経済2015年11月18日

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