明治150年記念やまぐち県民会議が初会合

明治150年記念やまぐち県民会議の第1回会議は16日県庁で開かれ、関係者約30人が明治維新の精神を将来の県づくりにつなげる方法について協議した。会長には田中和広山口大副学長を選出した。

来年の明治維新150年に向けて県はさまざまなメニューを用意しているが、これとは別に節目のイベントを一過性のものに終わらせず、わずかな期間で日本の近代化を成し遂げた精神を未来の県づくり、人づくり、地域づくりにつなげようと県民会議を設置。メンバーは学識経験者、経済界、県民活動団体、山口大学生ら13人で構成する。

村岡嗣政知事が「先人の意気込みを引き継ぎ、人口減少といった課題を突破するような、明治のチャレンジ精神を今に生かし未来につなぐことができるプランを県民会議で提案してほしい」と訴えた。

県は明治150年プロジェクト「やまぐち未来維新」の実施テーマを「志と行動力 歴史は人がつくる」とし、県民の意識啓発・機運醸成、未来を担う人材の育成など4本柱を掲げている。2017~18年度の取り組みとして来秋の中核イベント「山口ゆめ花博」や、今年10月に東京で開く薩長土肥フォーラムなどを決めている。

事務局からこうした県、国、明治維新関連の事業を組んでいる鹿児島県など他県のプロジェクトが紹介された。4本柱に準拠した県内市町の取り組みも示された。

意見交換では稲益あゆみさん(下関市立歴史博物館学芸員)が「幕末、維新期だけではなく長い明治時代における女性の活躍などの歴史も掘り起こしては」、川久保賢隆さん(山口経済同友会代表幹事)が「教育と人づくりこそ明治維新の精神や誇りを伝えるキーワード」の提言があった。

田中会長は「過去を振り返るだけのイベントに終わらず、将来につながるように各分野から選出された皆さんの意見を聞きたい」と訴えた。今後、2回の県民会議を開催し来年2月に提言にまとめる。

カテゴリー:行政,地域2017年5月17日

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