教員志望者が「現場」で教育活動体験

教員を目指す学生が、県内の小・中・高校で教育活動を体験している。県教育委員会が〝教員の卵〟を育てようと2011年度からスタートした「学校体験制度」で、今年度は323人が参加。計86校で児童・生徒と触れ合い、教員の仕事を間近で見ながら、憧れの職業に就こうと意欲を高めている。

対象は大学の1、2年生と短大の1年生。早い段階で、教育現場での学習、学校行事、部活動などの補助を体験し、目的意識を持って学生生活を送ってもらうのが狙い。教育実習時の自信にもなると期待している。9月中の1週間ほど、小学校に195人、中学校に72人、高校に56人が訪れる。

宇部市内では、小学校5校が19人、中学校3校が12人、高校1校が3人を受け入れ。琴芝小(藤川信利校長、324人)には福岡教育大、山口学芸大、山口大、広島大、宇部フロンティア大の9人(うち男性2人)が通う。期間は4~8日で、授業での学習指導の補助、工作の教材作り、運動会のグラウンド整備などに励んでいる。5日から朝は昇降口で、あいさつ運動に加わった。

小学校教員を志す、市内出身の石澤秀介さん(福岡教育大1年)は、漢字ドリルの丸付けや算数の採点をはじめ、運動会準備などの裏方作業も体験。「子どもたちから『先生』と呼ばれて、うれしい。ただ、言葉遣いの線引きには迷う」と感想。子どもたちが主体的に考えて、行動できる学級づくりが目標で「表情から気持ちを察して、陰から支えられるような教師になりたい」と抱負を語る。

カテゴリー:教育・文化,地域2017年9月6日

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