常盤公園でサルリンピック

宇部と地球の環境を考えるフォーラム「サルリンピック! どうぶつたちに挑戦」が20日、常盤公園で開かれた。小学生の家族連れを中心に、80人が参加。霊長類の能力を体感するワークショップ(WS)や講演会、ガイド付きのときわ動物園見学を通して、楽しみながらサルのすごさや生息地の環境を学んだ。市主催、市常盤動物園協会共催。

ときわレストハウスであった開会式では、久保田后子市長と、4回のフォーラムを毎回支援してきた長門製作所の武永敏博社長があいさつした。講師は日本モンキーセンター(愛知県犬山市)学術部研究教育室主任学芸員の赤見理恵さんと、京都大野生動物研究センター特定助教の大渕希郷さん。同研究センターの飼育員1人と、京都大霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院生2人も協力した。

WSでは、参加者が実際に体を動かしながら、テナガザルの大声、うんてい、ワオキツネザルのジャンプ力、チンパンジーの瞬間記憶力に挑戦した。うんていは10本のバーを渡り切れる人が少なかったが、日本モンキーセンターのフクロテナガザルは、1㍍幅のうんていを3個とばしで進めるという。

チンパンジーは数字を認識できる。瞬間記憶力コーナーでは、画面にばらばらに表示された数字の位置を覚え、字が隠された状態で小さい順にタッチした。垂直跳びでは、ワオキツネザルのジャンプ力が2㍍(人間の身長に例えると約6㍍)と知って、みんな驚いていた。

薬師神孝翔君(恩田小3年)は「大声大会は107・4デシベルの好記録だったけど、うんていは難しくて1本進めただけ。1分間に90㍍以上枝渡りするテナガザルは、すごいと思う」とお手上げだった。

赤見さんは▽ヒトはサルの仲間▽チンパンジーが進化していくとヒトになる-と○×クイズを出題。「サルの仲間は400種類以上。それぞれに得意技がある」などと話した。講演や動物園のガイドもあり、参加者は霊長類が能力を発揮して暮らす姿を学び、生息地の抱える問題を考えた。

カテゴリー:教育・文化,地域2017年8月21日

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