川上団地歴代自治会長らが定期的にボランティア活動

宇部市内でも古く、1971年から分譲開始された川上団地。住民の高齢化が進む中、歴代の自治会長が主体となって、ボランティアの「いきいき活動グループ」を結成し、環境整備やラジオ体操、各種教室などを展開している。「住みよい団地にするため、自分たちの力でできることを、お金をかけずにやる」がモットー。先週は団地内にある黄色のガードレールを磨き、白いペンキで塗り直した。

川上団地自治会(田中勝会長、75世帯)では、2010年に空き地だった私有地約400平方㍍を借り、「子供の遊び場を」と手作りの広場を整備した実績がある。この広場を拠点に、平日は毎日午前8時半から、ラジオ体操を実施。参加者が団地内で気になることや知恵を出し合い、具現化している。
10年に誕生した同グループは、現海里美リーダーをはじめ、自治会長を務めてきた4組の夫妻が中心となって活動。多忙な会長職の任期中は果たせなかったことも多く「自治会では賄い切れない所をカバーしよう」と、退職後の人たちを引っ張り出して人をつなぐ活動や、汗の奉仕に積極的だ。
住民の特技や仕事を生かして、洋裁や料理教室を企画。坂道を上がってくるお年寄りが一息つけるよう、リサイクルのベンチも設けた。今回は造成当初から残っている黄色いガードレール(延べ約200㍍)を、他と同じ白色に塗り替えた。ブラシで汚れを落とし、さび止めを施し、3度の塗装を繰り返して、10日間で完了。団地内のガードレールが白に統一され、景観も良好になった。
メンバーは60~70歳代で、これまでほとんど持ち出しだったが、賛同者が現れ、資金提供もかなった。「他の住民たちがきれいになったと喜んでくれて、うれしい」と現海リーダー。メンバーは「人のためになる活動で第二の人生を楽しんでいる。体が動く限り続けたい」と口をそろえる。

カテゴリー:地域2013年11月19日

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