山陽小野田市民病院ので奉仕活動10年、竹内さん引退へ

山陽小野田市民病院のボランティアとして、通院患者をはじめ、多くの病院関係者から愛されてきた竹内桂子さん(75)=中川6丁目=が、26日を最後に10年間のボランティア活動にピリオドを打つ。「笑顔は一つの薬」と細かな気配りとともに、常に笑顔で病院を訪れた市民を出迎えてきた。引退を惜しむ声が聞かれている。

病院ボランティアは開院時間の午前8時半から約3時間、1階の受け付けロビーで通院患者の案内補助を務める。

竹内さんは、新病院建設構想委員会のメンバーとしてボランティアの導入を発案し、2006年5月の導入当初から続けてきた。

竹内さんの活動は週2回。笑顔で迎えることとあいさつを一番に心掛けてきた。足が不自由な人にはすぐに車椅子を用意し、具合が悪い人は処置室に案内。患者への目配りと気配りを忘れず、看護師ら職員と連携を取りながら励んできた。

新病院が開院し、勝手が変わってからは患者の案内にも一苦労。院内の案内表示が分かりづらいという市民の声を職員に届けるなど、時には市民と病院の橋渡し役になることもあった。「患者の愚痴を聞くことも仕事の一つ」という。

現在、ボランティアは6人。竹内さんの引退は大きな損失となりそうで、河合伸也病院局長も「自発的に動き、気配りのできる人。朝の忙しい時間帯を安心して任せられる。患者からの評判も良く、ボランティアのリーダー的な存在」と惜しんでいる。

父親の介護経験からボランティアを始めた竹内さん。「多くの出会いから幸せの鍵をもらった気がする。人のための行動は、いずれ自分のためになる」と笑う。約20年間、続けている要約筆記のボランティアは今後も続けていくという。

市病院局では随時、ボランティアを募集している。問い合わせは事務部の総務課(電話83-2355)へ。

カテゴリー:地域2016年12月20日

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