山陽小野田市厚狭地区で杜のまち構想

山陽小野田市厚狭地区の将来のまちづくりに関心を持つ人たちが集まった市民団体「杜のまち構想」世話人会(村上武利代表、10人)が、杜のまちをキーワードにした町おこしプロジェクトを3月8日にスタートさせる。厚狭川豪雨水害から3年半あまり。厚狭を愛する市民が考え出したプロジェクトが、衰退の一途をたどる商店街の復活の起爆剤となるのか注目される。

同会は昨年9月、厚狭に多くの人が訪れ、住民が誇れるまちとなることを願う人で結成。思いを実現するために掲げた「杜のまち構想」では、商店街、鴨神社、物見山総合公園など、厚狭地区の魅力スポットを整備してつなぎ合わせ、緑あふれ心安らぐ新しい町並みづくりを目指している。プロジェクトの第1弾として、厚狭1丁目にある商店街の一角の空き地に小さな公園(ポケットパーク)を造る。
構想は「歩いて楽しいまち」を未来像とし、商店街の緑化を重要なポイントに挙げる。道幅が狭くほぼ一直線という環境と空き地が目立つ現状を逆手に取り、空き地を利用した公園的な緑地整備と店先にプランターを置いてもらう取り組みを実施していく予定で、緑あふれる町並みに変えて、魅力をつくり、人を呼ぶきっかけにしたいと考えている。
参考にしたのは、桜の植栽と管理、ポケットパークづくりなどを次々に実行した熊本県阿蘇市の一の宮門前町商店街。昨年10月にはメンバー4人が現地視察し、目指すまちづくりのイメージもつかんだ。11月には、村上代表らが山陽商工会議所を訪れ、構想を田中剛男会頭らに説明。まちづくりに対し協力し合うことを確認し、商店街関係者を含めた地域住民にも説明会を開いて趣旨を説明して、プロジェクトのスタートに向け、準備を進めてきた。
8日のポケットパーク造りは午前9時から。植樹のほか、縁石やベンチの設置作業を行う。村上代表は「何をしているのか見学してもらえるだけでいい。興味が湧いたら手伝ってもいい。厚狭のささやかなまちづくりの第一歩をのぞいてみて」と話す。
当面は、地権者の了解が得られた商店街の空き地3カ所に植樹するなどしてポケットパークを整備し、維持管理しながら商店街全体の緑化に向け、地域住民の理解、協力を求めていく。村上代表は「メンバーだけが張り切り過ぎては成功しない。地域の人にプロジェクトを見てもらって、興味を持った人が手伝うような形にし、最終的に地域が一体となってまちづくりに取り組むようになるのが理想」と話した。

カテゴリー:地域2014年2月26日

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