山陽小野田初の企業主導型保育所が人気

おのだサンパークにオープンした市内初の企業主導型保育所、ピーチツリーが、女性が働きやすい環境づくりに一役買っている。共働き世帯が増え需要が高まっている夜間サービスも提供。近隣事業所の従業員が、わが子のすぐそばで安心して働けることから、開園1カ月で定員の半数以上が埋まるなど人気を集めている。

同施設内に開院するオレンジ歯科(八丁裕次理事長)が、子育ての中心となっている女性が退職せずに長く働ける環境を整備しようと6月末に開園。内閣府が推進する企業主導型保育事業の助成を活用した。

サービス対象は同歯科の従業員、近くの事業所スタッフが中心で、地域にも貢献しようと地元住民の利用枠も設けた。

開園時間は午前7時~午後8時で、日曜祝日は休園。預かるのは10カ月~3歳未満で、保育料は月額3万5000円前後となっている。

現在定員12人に対して7人が月単位契約で通園している。昼休みなどを利用して様子を見に行ける身近さ、長い預かり時間、オレンジ歯科と連携した歯科検診などが好評だ。

広さ約100平方㍍。保育士5人と調理師2人が対応する。運動遊びは屋上駐車場に整備したピーチ広場で行う。ショッピングセンター内のお散歩タイムには客から温かい声を掛けられることがあるなど、新しい取り組みが地域に浸透しつつある。

八丁理事長は「ショッピングセンターには市内外から人が集まるので、取り組みを見てもらうことで子育てへの理解が地域で深まる。仕事を継続し女性管理職が増えることにもつながる」と期待を寄せる。

利用者で1歳児を持つ屋子むつみさん(33)=宇部市妻崎開作=は「残業のある日は助かる。職場の近くなのですぐに駆け付けられる安心感がある。送り迎えも楽で大助かり」と話した。

企業主導型保育事業は、待機児童の解消、仕事と子育ての両立を目的に昨年4月、制度化された。認可外保育施設に位置付けられ、多様で柔軟な保育サービス、他企業との共同利用などを特徴としている。

カテゴリー:地域,経済2017年8月5日

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