山陽小野田の埴生公共施設再編計画、ほぼ固まる

山陽小野田市が2011年度から取り組んでいる埴生地区の公共施設再編計画がほぼ固まった。13年度からは11月18日まで15回にわたり、地元住民との意見交換会を重ねてきた。国道190号沿いの埴生中隣接地に埴生公民館と埴生支所が入る複合施設を建設し、同中の敷地内に埴生小との連携校を整備。市では早期の完成を目指したいという。

複合施設は民有地を購入後、鉄骨平屋建てを建設予定。延べ床面積は約1200平方㍍で、公民館事務室と支所をはじめ、約250人が収容可能な多目的室や会議室、和室、調理室を設け、6年生まで対応できる児童クラブ室も加える。

駐車場は約15台分となる敷地内のほかに、学校側と協議しながら施設周辺の土地も確保して、合わせて50台分ほどを整備したい考え。臨時駐車場として、現公民館の跡地も活用できるという。

連携校は小学校舎の新設と中学校舎の一部改修により施設一体型として整備。校舎間の渡り廊下や共用部分の設置で児童と生徒の交流が図れるよう配慮し、北側の民有地を購入してグラウンドの狭量化を防ぐ計画にしている。

市教育委員会では埴生小、中に加え、埴生中校区となる津布田小にも出向いて保護者らに説明し、理解を求めていく方針。今後は保護者や地元住民、教職員と建設に向けた検討委員会を立ち上げて話し合っていく。

住民との意見交換会は、地元だけでの協議で意見がまとまらなかったため、13年10月に始めた。14年度には埴生小校舎の耐力度調査に伴って一時中断したものの、白井博文市長も出席し、原則として月1回のペースで開催してきた。

最後となった11月の交換会では、9月に示した計画案に対する意見や提案、土地の制約を踏まえて修正した変更案を提示。現在の施設規模を確保している点をはじめ、複合施設整備の考え方や方向性も再度伝えて、理解を求めた。

市では「今後の基本、実施設計で一部変更になることもあり得るが、市民のさまざまな活動の拠点や多機能化といった整備の方向性については堅持した上で、さらに利用者の意見をその都度聞きながら進めたい」と話している。

 

カテゴリー:行政,地域2015年12月5日

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