山大に生命分子の研究センター

山口大が「生命分子インターネットワーク(IoL)センター」を創設し、3日に工学部でキックオフシンポジウムを開いた。センター長の西形孝司・創成科学研究科(工学部応用化学)准教授をはじめ、中心メンバー9人はいずれも30~40歳代の若手。増え続ける世界人口を支える食糧の安定と、人類が長寿を全うするための健康問題解決を目標に、学問分野の垣根を越えて研究を進める。この日は各メンバーの研究内容紹介や特別講演があった。

同大では2014年度から、世界水準の研究成果を連鎖的・持続的に生み出すため、学際的研究拠点群を形成。昨年度までに7センターを設置し、今年度は3プロジェクトを採択した。IoLセンターは8月3日に創設。約130人が出席した同シンポで、岡正朗学長は「ノーベル賞を目指すほどのメンバーを抱えるチームが、山口大、日本を背負うことを大いに期待する」とあいさつ。学生たちの発奮も望んだ。

西形センター長は「ペニシリンやアンモニアなど、生命分子は人類の生活を一変させる。山口大はキャンパスが離れていて接点が少ないため、全学部を巻き込むインターネットワークの構築を提案した。異分野が融合することで、何か面白いものが生まれそう」と話した。

東京大大学院薬学系研究科・医学系研究科の浦野泰照教授は「蛍光ライブイメージングを基盤とする化学の新たな医療・生物学応用」と題して特別講演。交流会やポスターセッションもあった。

センターのコアメンバーは次の通り。(敬称略)

▽創成科学研究科(工学部)=西形孝司、隅本倫徳、藤井健太、川本拓治▽同(理学部)=上條真、原裕貴▽同(農学部)=佐合悠貴▽共同獣医学部=高野愛▽医学系研究科(医学部)=堂浦智裕

カテゴリー:教育・文化,地域2017年10月4日

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