山口市で公共交通ふれあいフェスタ
山口市民公共交通週間(10~16日)に合わせた第10回市公共交通ふれあいフェスタが10日、中園町の中央公園で開かれた。車体に絵が描ける「お絵かきタクシー」やバスの乗り方教室など多彩な企画が催され、来場者は公共交通への理解・関心を深めた。市公共交通委員会主催。
JR西日本、防長交通など8交通事業者をはじめ、各種団体がブースを出展。飲食・物販コーナーも設けられ、多くの親子連れでにぎわった。中国ジェイアールバスが広島市内で運行する2階建てオープンバス「めいぷるスカイ」は、同フェスタの目玉の一つ。抽選で選ばれた80人が乗車し、市内を周遊した。ステージでは、タクシー協会による○×クイズやビンゴゲーム大会などもあった。ミニSLの乗車体験や山口宇部空港ブースの制服着用コーナーも人気を集めた。
総務省の統計によると、2014年から16年の1世帯あたりのガソリン消費量が全国の県庁所在地で1位の同市。同週間最終日には、市内事業所に公共交通の利用を広く呼び掛け市内一斉ノーマイカーデーを実施する。
【関連記事】
カテゴリー:地域2018年3月12日