山口・宇部テクノパーク連絡協議会が発足

山口・宇部テクノパーク連絡協議会の設立総会が21日、山口市小郡黄金町のYICスタジオで開かれた。宇部市山中と山口市佐山にまたがる三つの企業団地の62社と行政が、団地や市域を超えて連携し、課題解決や操業環境の向上などに取り組むことで、地域経済の発展に貢献する。

3団地は宇部テクノパーク、山口テクノパーク、山口テクノ第2団地で、約3000人が働く。総会には35社、両市、オブザーバーの県から64人が出席。会長企業に山口テクノパークのサンテックを選出し、桂義明工場長は「区画はほぼ埋まり、いろいろな規模や業種の企業が集まっている。各企業の課題を共有して解決できる道筋をつくり、ウィンウィンの関係にもつなげられれば」とあいさつした。

久保田后子宇部市長は「立地時と環境は変化しており、新たな課題を速やかに解決していくことで、企業や地域の発展、新たな価値の創出に結び付けたい。市も産業戦略として深く関わっていく」、渡辺純忠山口市長は「県央連携都市圏域の経済循環の拡大にも期待。成熟した産業団地のモデルケースとして価値を高めたい」と述べた。

取り組む事業は、団地間の連携による従業員の確保や育成、企業間の取引や共同研究開発等の促進など。具体的な活動は、事前に各企業に向けて実施したアンケートを基にし、立地する企業の情報を収集した冊子は直ちに作成する。YIC学院が、山口テクノパークの長門製作所内に企業主導型保育施設の設置を計画しており、利用希望者への説明会も予定する。

多くの期待が寄せられた公共交通機関や食堂、コンビニの設置は、利用者見込みなどの需要を調査し、検討する。通勤ラッシュ時の渋滞緩和、都市ガス、工業用水の整備など行政への要望にも、できる限り対応していく。

協議会の設置は戦略産業の育成の取り組みとして、両市を中核市に7市町の枠組みで連携する県央連携都市圏域の事業の一つに掲げられている。

副会長社は広島企業(宇部テクノパーク)と岩谷産業(山口テクノ第2団地)。幹事社はフジシールウエスト(宇部テクノパーク)、エスイー(山口テクノパーク)、長門製作所(同)、岸本製作所(山口テクノ第2団地)。

カテゴリー:地域,経済2017年11月22日

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