小野で山口大医学生ら「健康相談会と健康づくり講座」

高齢者が多く、医療機関がほとんど無い小野地域で、山口大医学部の学生らによる「健康相談会と健康づくり講座」が、20日からスタートした。住み慣れた地域で長く生活できるよう、小野地区振興対策委員会まち部会(井上雅博部会長)が、NPO法人の山口ヘルスプロモーションネットワーク(長谷亮佑代表)、同学部(谷澤幸生学部長)とタイアップして実施。3月までに集会所や、ふれあいセンター5カ所での巡回講座、小野小への出前授業、地域イベント参加を計画している。

市北部総合支所が昨年実施したアンケートによると、回答者811人のうち、小野での暮らしに不安があると答えた人は「少し」を含めて77・0%。不安に思う項目は、医療施設が最多だった。一方、小野にずっと住み続けたいと願う人は6割を超えた。

同部会では、体や病気に関する不安解消、生活習慣の改善、認知症の予防や介護知識の習得を目指して、医師の卵である学生の協力を仰いだ。▽健康相談▽健康づくり体操、レクリエーション▽認知症に関する講話や相談、情報交換▽児童への健康意識啓発-などに取り組む。

初日は、棯小野公民館で開催。山口大医学部と県立大看護学科の学生有志でつくる「家庭医療べんきょう会」(大崎崇正代表)のメンバー6人が訪れた。参加したのは70~80歳代の10人。

前半は、野﨑己都美さん(山口大医学部医学科3年)が認知症について講話。クイズを交えながら症状を紹介し、「予防には規則正しい生活習慣と脳トレを」と勧めた。後半は、健康相談で、高齢者と学生がざっくばらんに話をした。

参加した英(はなぶさ)愛子さん(85)は「病気がちで、疑問や心配事がたくさんある。学生さんなので、気兼ねなく話を聞けてありがたい」と話していた。宇部出身の大崎代表は「地域の方から不安を引き出して、次の活動につなげていきたい」と抱負を語る。

カテゴリー:地域,医療・健康・福祉2018年1月20日

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