宇部市の地域創生、厚東と吉部に助成

宇部市は、地域創生事業助成金の交付団体に、厚東、吉部の2校区のコミュニティー推進協議会を選んだ。地域課題の解決に向け、ビジネスの手法を用いて取り組む地域を応援する新事業で、それぞれ校区内に内外の人が訪れる交流拠点をつくる。

事業の目的は、人口減少や少子高齢化が進む中、地域のさまざまなニーズを満たすサービスを提供するため、住民団体などが主体となって行う経済活動を支援し、地域の課題解決や将来を見据えた自主的な地域運営の促進を図ること。このような取り組みはコミュニティービジネスと呼ばれ、市では校区コミュニティー推進協議会または、地域運営組織を対象に、1団体当たり150万円の助成金の上限を設けて申請を受け付けた。

厚東は、立熊自治会と、地元農産物を加工販売する「たちくま米工房」が実施主体となる。同工房は移動販売を主としており、昨春開通したJR厚東駅前と楠こもれびの郷とを結ぶ市道立熊沖田線沿いに販売拠点を整備する。高齢化、独居という地域課題に対しては、整備場所に移動販売車を誘致し、住民が日常の買い物をできる場所を確保したいという構想も持つ。地域住民の集いの場、都市部や他の北部地域との地域間交流の活性化も目指す。12月のスタートを計画している。

吉部の実施主体は、地域活性化に同じ思いを持つ地元起業家など5グループで構成する「うべの里生徒会」。あまり使われていない旧吉部小を有効活用し、フリーマーケットを柱とするイベントを毎月定期開催する。構成団体の特徴を生かしたワークショップやマルシェなども月替わりで企画し、出店料や売り上げの一部を収めてもらうことで収益を確保する。イベント日以外も、デイサービス施設の訪問などの要望に応える。現在行われているうべの里アートフェスタ終了後、職員室カフェの改修に着手し、来春には1回目のイベントを開催する予定。利益は、地域貢献に生かしていく。

同事業の予算総額は600万円。市では31日まで、応募を受け付けている。問い合わせは、市市民活動課(電話34-8261)へ。

カテゴリー:行政,地域2017年10月20日

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