宇部市の「地域づくりのための計画」、琴芝からスタート

宇部市は「地域づくりのための計画」を全24校区で策定する。トップを切って27日、琴芝校区で検討会がスタートした。従来の行政によるトップダウン形式ではなく、各地域の実情・特性に合わせ、地域住民と行政が協働でニーズを見極め、課題解決法を探る。琴芝では教育、高齢者問題、地域コミュニティーを3本柱に議論を進めていくことになった。策定は12月を予定している。

人口減少や超高齢化の進行で地域活力が低下する中、公民が連携し、地域の力を結集して、地域創生に取り組むのが狙い。各地域で役員の高齢化や役職の兼務、担い手不足も顕著なため、校区団体の再編を含めた地域運営組織の設立も視野に入れる。市では今年度中に半数の12校区、2019年度までには全校区で計画策定を目指す。

琴芝ふれあいセンターでの第1回検討会には、各団体の役員ら30人が参加。校区コミュニティー推進協議会の村島靖彦会長は「琴芝をどんな方向に引っ張っていくか、将来を担う人を交えて考え、活動をもり立てていこう」と呼び掛けた。市市民環境部次長で、地域・保健福祉支援チームリーダーの森島正信さんは「琴芝の成功が他校区にも波及することを期待する」と語った。

続いて、元市職員で県立大社会福祉学科長の内田充範教授が「地域づくりの必要性とそのプロセス」と題して講義。「これからも住み続けたいと思える地域にするために何が必要か、行政の知恵と技術を借り、一歩ずつでも近づけるようアクションを起こして」と話した。

後半は参加者が、校区の誇れるもの、解決すべき課題を付箋に書き出し、数の多かった教育、高齢者問題、コミュニティーの3グループを形成。アドバイザーとして行政関係者も加わり、意見交換した。

今後はグループごとに「地域アセスメント」として、地元の情報を収集・分析し、現状を評価する。9月に具体的な解決策を検討し、10月には取り組み方法を発表。計画に反映させる。

カテゴリー:行政,地域2016年6月28日

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