宇部市の「台所」で初競り

宇部市中央卸売市場(青果市場、西平原4丁目)と市地方卸売市場(魚市場、港町2丁目)で5日、初競りが行われた。両市場で競り人の威勢のいい声が響き渡り、年末年始の休業を終えた市民の台所に活気が戻った。

【中央卸売市場】午前6時半から始まったセレモニーでは、開設者を代表して久保田后子市長が「市場を取り巻く環境は厳しいが、元号が変わる節目の年でもあり、変化を追い風にするためにも力強いスタートを切ろう」とあいさつ。

同市場協会長で宇部大同青果の大島三晴社長は「2018年は取扱数量こそ前年より若干減少したが、売上高は前年比2・8%増の94億3600万円だった。今年は亥(い)年でもあり、猪突(ちょとつ)猛進で売り上げ100億円を目指そう」と呼び掛けた。

競りに掛けられた野菜、果物は、土曜だったこともあり、例年より少なめ。地野菜の競りには、長ネギ、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリーなどが並び、次々に取引されていった。

市場関係者によると、本格的に品物が入ってくるのは7日から。今年は豊作傾向で、消費者にとっては財布に優しい、うれしい状況になっているという。

【地方卸売市場】競りは午前5時に始まった。場内には、レンチョウ、コチ、スズキ、ワタリガニ、ミル貝などさまざまな魚介類が並び、競り人のテンポのいい掛け声に合わせて、買い受け人が独特の指の動作で買値を示し、次々と競り落とした。

福岡、下関、萩、仙崎などからの送り荷には、初荷ののぼりが立ち、初競りのムードを盛り上げていた。

宇部魚市場の渡辺祐章専務は「年明けから天候に恵まれたこともあって、初競りには宇部沖を中心とした地物が多かった。市民の台所として、今年も魚食の普及に努めていきたい」と語った。

カテゴリー:地域,季節2019年1月5日

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