宇部市の「がん・なんでも相談窓口」利用増大中

宇部市が2013年度から本格実施した「がん・なんでも相談窓口」の利用が年々増加している。15年度までの相談件数は4765件で、特に在宅医療と就労に関する相談が増加。がんを抱えながら地域で暮らし続けたい、就労したいと願う人が増えている。宇部フロンティア大が8カ所目の機関に認定されたのを受け18日、同大で登録証授与式があった。

同窓口は、がん患者と家族のさまざまな相談をワンストップで受け、治療や療養に関する情報提供を行い、保健・医療・福祉サービスの提供につなげるのが狙い。これまで山口大医学部付属病院、山口宇部医療センター、宇部興産中央病院、宇部協立病院、綿田内科病院、シーサイド病院、市保健センターに開設。今月、宇部フロンティア大が加わった。

15年度までの実績の内、電話相談が3497件、来所相談が1110件。年度別では、13年度が1345件、14年度が1476件、15年度が1944件。

15年度の相談内容(複数回答)は、「転院・受診方法・入院」が最多で549件、続いて看護や介護など「日常生活」が546件、「治療・診断」が304件。

注目されるのが、「在宅医療」284件(前年度比142件増)、仕事・就労・学業などの「社会生活」が169件(同89件増)で、前年度より倍増している。訪問医療・看護、介護の一体的なサービス体制が整備されつつあることから、地域で療養したいと望む人が増えている。また医療技術の進歩により、治療しながら就労したいとする人が増えている。

宇部フロンティア大は、大学としては初。授与式で久保田后子市長が相原次男学長に登録証を渡し「病院に行きにくい人も身近な窓口として活用できる」、相原学長は「各専門職がそろっており、医療機関とは違う視点で支援したい。学校と連携し、児童・生徒へのがん教育にも力を入れたい」と述べた。同窓口は月―金曜の午前9時~午後3時。事前に電話(38-0515)が必要。

カテゴリー:行政,地域2017年4月19日

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