宇部市で障害者差別解消の啓発活動

宇部市は11日、新天町アーケードで障害者差別の解消に向けた啓発活動を実施。特別住民票を交付している盲導犬2頭とその利用者、市職員が商店街の店舗を訪れ、市が制定した「市障害のある人へのコミュニケーション支援条例」をPRするとともに、障害者への理解と支援を呼び掛けた。

同条例は、4月1日に施行。障害の有無にかかわらず、全ての市民が互いの人格と個性を尊重し、支え合いながら心豊かに生きる共生社会の実現を目指しており、条例の周知を図ろうと実施した。

参加したのは、昨年の障害者週間に合わせて特別住民票を交付した4頭のうちの2頭で、市視覚障害者福祉協会の溝田成哲会長と盲導犬ウティル、同協会の末廣俊明さんとアンカー。

市職員5人とともに飲食店や仏具店、鮮魚店などを訪れ、同条例のポイントをまとめたチラシなどを配りながら、障害の特性に応じてさまざまなコミュニケーション手段があることを紹介し、障害者への配慮を依頼。身体障害者補助犬法では、さまざまな場所で、補助犬の同伴の受け入れ義務があることも伝え、溝田会長は「理解者が増えていけばありがたい。協力をお願いしたい」などと呼び掛けた。

同条例は、前文と第1~8条までで構成。市の責務として、コミュニケーション手段の普及と利用促進に関する施策を推進することなどを掲げているほか、店舗・職場など事業者の役割も明記。障害の特性について理解を深め、障害のある人が利用しやすいサービスの提供や、障害者が安心して働くことができる環境を整備するよう努めることも盛り込んでいる。

条例についての問い合わせは市障害福祉課(電話34―8342)へ。

カテゴリー:地域,行政2017年5月11日

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