宇部市で「心のバリアフリー・観光まちづくりフォーラム」

国が進める「共生社会ホストタウン」に登録された宇部市のキックオフイベント「心のバリアフリー・観光まちづくりフォーラム」は17、18の両日、ときわ湖水ホールで開かれた。基調講演やパネルディスカッション、パラアスリートによるデモンストレーション、パラスポーツ体験などが行われ、訪れた人たちは誰もが生き生きと暮らせるまちの実現に向け意識を高めた。

2020年東京五輪・パラリンピック大会に関連した国の取り組み。市は昨年12月に国内5市区とともに全国で初めて登録された。

今後、障害者アートの活動機会の提供や世界に向けた発信、常盤公園のバリアフリー整備、障害者の視点による体育施設の改修、パラリンピアンとの交流などを予定。心と街のバリアフリー化を推進していくこととしており、今回はその第一歩となるイベント。

基調講演では、内閣官房参事官の御手洗潤さんが「共生社会の実現に向けて」、ミライロ代表の垣内俊哉さんが「バリアバリューから未来を創る」を演題に講演。市障害者ケア協議会スポーツ部会長の西村信正さんは「障害者スポーツの取り組み」、伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長の野口あゆみさんは「バリアフリー観光と人づくり、まちづくり」と題した事例発表を行った。久保田后子市長は、18年度は障害者のコミュニケーション支援サポーターの養成や、手話通訳者などを育成する講座の開設などを計画していることを明かし、ホストタウンとして着実に取り組みを進めていくことを宣言した。

パラスポーツ体験では、パラサイクル、卓球バレー、車いすポートボールなどのコーナーが設けられ、来場者は実際にプレーして、多くの障害者スポーツがあることを学んだ。

パラアスリートによるデモンストレーションでは、デフサッカー日本代表GKの松元卓巳選手(あいおいニッセイ同和損害保険)がデフサッカーを紹介。小学生や市のイメージキャラクター・チョーコクンとのPK対決に臨み、会場を沸かせた。講演も行い「さまざまな障害を持つ人がおり、ハード面の整備は時間、費用が掛かるが、人の心の壁は意識次第ですぐに改善できる。ホストタウン登録をきっかけに、皆さんがスタートラインに立ち、宇部が全国で注目される街になってほしい」と呼び掛けた。

カテゴリー:行政,地域2018年2月19日

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