宇部市が河内神社のスダジイを指定文化財に

宇部市は、二俣瀬山中下向田の河内神社境内にあるスダジイ1本を、市指定文化財(天然記念物)に指定した。樹高19・19㍍、人の目の高さの幹回り5・1㍍の巨木で、樹齢は推定200~300年。河内社(下山中自治会)が管理している。これで市内の文化財は、国指定文化財が5件、県指定文化財が18件、市指定文化財が53件、国登録文化財が4件、国登録記念物が1件となった。

スダジイは、ブナ科シイ属の常緑高木で、東北南部から四国、九州まで見られる。全国各地で樹高15㍍を超えるスダジイが天然記念物に指定されており、この木は国内有数、県内では最大級。「地域の鎮守として山中地区の歴史を見てきた神社にあり、文化遺産としても貴重」と判断された。市内では1980年に、厚南沖ノ旦の水分社のスダジイが市指定天然記念物に指定されている。

開花期は5~6月。淡黄色の花をつけ、果実(シイの実)は秋に完熟し、落果して食べることができる。木は家具や船舶の建材、炭材やパルプの原料となり、樹皮は草木染にも使われる。指定を受けたのは1株だが、中央の主幹から6本の支幹が分枝。これ以外にも4本のスダジイが境内樹林に残っている。同神社はもともと、水の神・水波能売神(みずはのめのかみ)を祭っていたが、現在は恵比寿神、住吉神など五つを合祀(ごうし)。25年ごとに式年祭が行われている。

カテゴリー:教育・文化,地域2017年6月21日

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