埴生の蜂蜜「百花蜜」9月から販売

 

ニホンミツバチの蜂蜜を埴生地区の名産品にしようという取り組みが進んでいる。仕掛け人は地元の洋ラン生産者、隅野克己さん(61)。花いっぱいの埴生干拓地で集める「百花蜜(ひゃっかみつ)」は濃厚な味で、初出荷を控えて前評判は上々。9月上旬以降、山陽小野田市内の小売店やインターネット上で販売する計画だ。

4年前、蜜蜂採集に使われるラン「キンリョウヘン」の栽培をきっかけに、ニホンミツバチに興味を持った。知人から群れを分蜂してもらい、試しに敷地内に巣箱を置いた。

周辺には花や野菜の畑があり、半径1㌔しか飛ばないハチでも蜜を順調に集めてくれると考えたが、カメムシを殺す農薬での全滅や巣箱間の縄張り争いで思ったように進まなかった。蜜も濃度が低く、販売できなかった。

冬場に黒蜜を与え、夏場は巣箱に日よけのよしずを掛けるなど、環境の改善を重ねて今年は6、7月に約12㍑を採蜜。糖度は76度以上と高く、知人や農園関係者による試食でも「濃厚な味でおいしい」と好感触だったことから、販売に踏み切った。

9月にも採蜜を行い、140㍉㍑の瓶で200本を出荷予定。店頭価格は2000円前後になる見込み。

隅野さんは「ハチは農作物の自然交配にも役立つ。埴生の恵みを味わって」と話している。問い合わせは隅野洋蘭(電話・ファクス76―2669)へ。

カテゴリー:地域2015年8月18日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single