図書館での名作上映が高齢者に人気

山陽小野田市の中央図書館と厚狭図書館で月1回開かれている無料の映画上映会が、人気を集めている。高齢者を主なターゲットに、昭和初期から中期の海外作品から選んで上映しており、「懐かしい」とリピーターが続出。両館では新たな〝社交場〟になればとの願いを込めて、作品選びに努めている。

厚狭図書館では1月中旬、女優ビビアン・リー主演の恋愛映画「哀愁」(1940年・米国作品)が上映された。会場いっぱいの50人がスクリーンに映し出されるモノクロの昔の町並みや名優の演技を食い入るように見つめた。

常連の藤井桂子さん=厚狭山川=(80)は「若い頃に見た作品なので感慨深い。昔の娯楽といえば映画だったが、今は映画館が少なくなったので気軽に足を運ぶことができるのがうれしい」。宇部市の中野開作から初めて見に来たという井上紘明さん(74)は「レコード調の音楽がいい。現代の映画より昔の作品の方が心引かれる」と喜んでいた。

これまで上映したのは「嵐が丘」「甘い生活」「枯れ葉」などの名作映画。スタートした2015年度は1上映で10人程度の来場にとどまったが、アンケートで希望映画を募るなどした今年度は男女50~60人が訪れる人気ぶり。特に悲しい恋物語が評判という。

会場内には飲み物が置かれ、鑑賞後に感想を語り合う場にもなっている。両館の山本安彦館長は「いい気晴らしになれば。たくさんの映画仲間を作ってもらえればうれしい」と話した。

市中央図書館は3月4日に「早春懐かしの映画祭」を開く。午後1時からイングリッド・バーグマン主演のサスペンス映画「ガス燈」、同3時5分からグレタ・ガルボ主演で初のトーキー映画「アンナ・クリスティ」を上映する。

カテゴリー:教育・文化,地域2018年2月17日

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