厚狭駅周辺の活性化、地元の18歳が提言

厚狭中出身で今春、下関西高を卒業した安重春奈さん(18)が、JR厚狭駅前周辺の活性化に向けた調査結果をまとめた。「厚狭駅前もっと!なにげにいいとこプロジェクト」と名付けて10分間のプレゼンテーション用資料に集約し、山陽商工会議所や地域団体に提言する予定。大学進学による旅立ちを前に、まちづくりの輪を広げようと奮闘している。

高校への電車通学の際、休憩場所や周辺地図を探す人が目立つことに気付いたのが調査のきっかけ。昨年12月から、地域課題の解決策を探る「マイプロジェクトアワード」(NPO法人カタリバ主催)への応募を兼ねて取り組んできた。

厚狭で快適に過ごしてほしいとの思いから、訪問理由、乗車地、要望などについて、同駅前で聞き取り調査を実施。その過程でJR西日本と山陽商議所の賛同、地域住民や厚狭小児童の協力が得られたという。

1月中旬から2週間で市外から訪れた57組に話を聞くと、駅の利用者は大半が乗り継ぎで、昼時に美祢線を待つ人が多いことが分かった。近畿と中部、関東からの来訪者が4割ほど占め、うち半数は土地勘がなかったという。

乗り継ぎを意識した商売、看板などを活用したPRの重要性に気付き、プロジェクトでは短時間で楽しめる「ちょい飲みセット」や駅弁の開発、飲食店が記された周辺地図の配布などを提案。最後に、できる範囲での改善に向けた取り組みを呼び掛けた。

慣れ親しんだ古里を離れることに抵抗はあったが、今では自身の視野を広げるチャンスだと捉えている。「地元の子どもたちに新天地で感じた思いなどを伝え、いい影響が与えられる学生になりたい」と、新たな目標を見据えている。

 

カテゴリー:地域2017年3月17日

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