厚狭川の鴨橋が渡り納め

山陽小野田市の厚狭川に架かる鴨橋の解体工事を前に、渡り納め式典が10日、行われた。厚狭地区の住民に親しまれて86年。厚狭秋まつりが行われたこともあり、2000人(主催者発表)がそれぞれの思いを胸に別れを惜しんだ。架け替えに伴う解体工事は11日から。昭和初期の風情を残す橋が姿を消す。

鴨橋は県道船木津布田線(旧国道2号)の厚狭川大橋のすぐ下流に架かっている。1927(昭和2)年に建設され、JR厚狭駅前から続く生活道の一部として親しまれてきた。架け替えは減災に向けた厚狭川の拡幅に伴うもの。
小雨の降る中、行われた式典では、鴨橋に感謝する会の平中政明会長が「86年もの長い間、地域の発展を見守り続け、人と人との心の懸け橋になってきた。多くの住民で感謝の意をささげたい」とあいさつ。
鴨橋の〝代理〟として、地元キャラクターのねたろう君と秋まつりの古式行事「小行司」に参加する藤野光起君(厚狭小6年)と坂上瑞樹君(小野田工高3年)が選ばれ、平中会長が感謝状、三好真央さん(厚狭小4年)が花束を贈った。
渡り納めは平中会長とねたろう君、県PR本部長のちょるるを先頭に、地区住民らが続き、名残惜しそうに何度も欄干をさする姿も見られた。最後は全員で風船を飛ばし、長年の感謝の気持ちを伝えた。
鴨橋は11日午前8時半から通行止めとなり、歩行者は上流側に設けられた仮橋を利用する。

カテゴリー:地域2013年11月11日

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